身だしなみについて考えてみる

ユニフォームから、メイクや髪にいたるまで!

患者に好印象を持たれる看護師になるには

看護師にとって、患者に好印象を持たれることは欠かせません。看護師は、医師よりも患者との距離が近い分、患者やその家族との関係性が重要になります。好印象を持ってもらった方がスムーズにいくことも多く、患者にいい印象を与えることはとても大切です。
仕事ができる看護師や、親身になって患者に寄り添う看護師が好ましいのは間違いありませんが、どの看護師が優れているのか患者には中々判断できないでしょう。長い時間を一緒に過ごしたり、向き合ったりすれば、患者自身が判断することも可能です。しかし、自分や家族が病気で苦しんでいる際に、そのような余裕はありません。

それでは、患者やその家族はどのような基準で、看護師を判断しているのでしょうか。実際は、印象や感情に左右されることがとても多いのです。例えば、金髪で緩く髪をまとめた看護師と、黒髪を綺麗なお団子でまとめた看護師がいたとします。多くの人が、黒髪の看護師の方を好ましいと思うでしょう。金髪よりも黒髪の方が落ち着きがある印象で、髪のまとめ方でもお団子の方が清潔感があります。
看護師としての力量は同じかもしれませんが、事実以上に患者は自分で感じた印象を大事にするのです。見た目から受ける印象は思いのほか、大きな影響力があります。仕事ぶりとは関係のないところで判断されるのは不本意かもしれません。ですが、好印象を与えられれば、それだけいい看護師だと思ってくれる確率は高くなるので、身だしなみにも気を使うことが大切です。